斥候日誌24.1200 秩父鯛焼き編
秩父地方には美味しい食べ物や、地域に根付いた珍妙な食べ物が氾濫しており、当たり外れの大きさが楽しい食事情がありますが、ではみんな大好き「鯛焼き」はどうなんでしょ?…ということで (以下略)
(埼玉県秩父市上町1丁目6−4)
「秩父で鯛焼きと言えば "ねぎし" じゃね?」と言われる程、土地に根ざした老舗鯛焼き屋。今時の薄皮ではなく生地がふっくら肉厚で甘過ぎず美味しい。土日祝になると次から次へと客が押し寄せ、平日も60年前お嬢様だったおねいさんが複数箱買いしてゆくので常に焼きたてホカホカだ。気絶しててもこの鯛焼きが出されれば意識の無いまま口だけもぐもぐ咀嚼し続けるかもしれない。
・たい焼き小倉あん180円
・たい焼きチョコレート230円
⦿秩父ははそ鯛焼き
(埼玉県秩父市番場町17−17)
秩父には「ははそ通り」という通りがあるので、そこ由来の店名なのかなと思いつつ、もしかして「母様そんなご無体な!」と言う言葉の略で昭和枯れすすき的(YouTube)なエピソードから来てるのかな?とも思ってしまう訳です。冗談はともかく、どこかで「たい焼きねぎし」から分家して構えた店と聞いた事はあるけれど定かではなく。まずは「ははそ」辺りから知る必要がありそうで無さそうで。
味は「ねぎし」と同じく皮が厚くて食べ応えアリアリで甘さも適度で間違い無い味なので、鯛焼きも良いが御捻りを加えた軽食メニューでもと思えばこちらを。今日は鯛焼き一筋ですという場合は「ねぎし」で良いと思います。どちらも共に間違いなく美味しいのですから。
・たい焼き小倉餡200円
注* 「ははそ」は、ブナ科の落葉高木であるコナラやミズナラ、ナラガシワなどの総称で、紅葉が美しいことから秋の季語です (AI による概要)
注* ははそ通りは埼玉県秩父市に位置しており、秩父神社の森にちなんで名付けられた道です。通りの名称は、昔からこの地域が「柞(はゝそ)の森」と呼ばれていたことに由来しています。 (AI による概要)
注*昭和枯れすすきは聞くとタヒにたくなります、ああ・・確かにネタになる曲で初代ゲゲゲの◯太郎のED思い出す