斥候日誌24.1227 エミテラス所沢の元西武鉄道B15
「むかーし昔、ある所沢に蓄電池機関車が走っていたそうな」という、はるか前に最終回を迎えたテレビアニメの前説が似合ってしまうほど昔に、西武園ゆうえんちとユネスコ村を結んでいた軽便鉄道がありました。その頃自分は父親の股関節付近と母親の下腹部に二分割状態で生息しておりました。…実際にはこの世の何処かで息すって吐いていたかもしれない訳ですが、それでも遥か昔であります。そんな頃に走りまくっていた、タヒったであろう車両が、その頃全盛期を迎え稼働していた所沢車両工場跡地に出来た新商業施設群「エミテラス所沢」に設置されました。
もしその頃に音鉄と言う鉄道属性があり、収録の楽しさを知って実際に録りに出向いていれば、どんな音を録っていたのだろうと思い、彼の地へユニクロついでに立ち寄ってみました。
その頃の録音機材ってカセットテレコかな。
現地へシラっと到着し、工夫をすれば他者と違った画が撮れたかと言えば、撮れたかもしれませんが、ユニクロ行きたいし。よって、たぶん他者と同じ構図でサクっと撮っただけ。
さて、ポテーンと放置されている蓄電池機関車B11形を見て、もっと重厚な外観なのではと思っていたけれど、白い車体が一際明るく見えて意外にプラスチック感があるなと感じちゃう。…なんか踏んだら割れそう。
自分の鉄道属性は「音鉄」ですから、まず気になるのは警笛的な音の発生源もしくは物体の場所。前面の赤い棒三つで塞がれている穴を見ると、意外に他の鉄道車両にも使われていそうなタイフォン。想像は出来るけど、実際にこの車体に収納されている状態で鳴らせばどのような響きで聴こえるのだろうと気になりました。
ところで、外に柵も無く放置していると、そのうち落書きとかされそうなので、館内で生首になってる2000系の近くとは言わないまでも閉店すれば誰も立ち入れない場所に置いてあげて欲しい。それと某新座の畑に静態保存されてる客車との再会の機会も作ってあげて欲しいな・・と思いました。
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