西武バス 小手03系統の廃止

2025年3月29日土曜日の発着をもって、西武バス飯能営業所で運行する小手03系統が廃止となりました。この路線はJR八高線箱根ヶ崎駅から狭山ヶ丘駅を経由し小手指駅に至る路線で、晩年は毎週土曜日の午前9時27分発一本往路だけの片道運行のみ運行の激レア度で、バスが好きで好きでたまらないお兄様達にこよなく愛されていた カモしれない 路線でありました。

狭山ヶ丘駅に東口が開設される遥か以前から、小手指と狭山ヶ丘のほぼ中間にある 西埼玉中央病院 へ向かう方々に利用され、日中にある程度の本数が走っていた頃もありましたが、ところバスが走り始めた頃辺りから気がつくと一往復に、更に片往復のみに。

狭山ヶ丘駅西口はロータリーが狭く、朝夕のラッシュ時は三ヶ島方面からの自家用車による送迎が多く停車していたり、タクシー乗り場もある事から中型バスであっても乗り場に横付けする事が酷く大変だった駅です。

シャルウィーダンスと言う邦画が公開された辺りに広々としたロータリーを持つ東口が開設されはしましたが、この路線を東口に移して継承するには西武池袋線の踏切越える必要があり、その先にある交差点の渋滞で路線長が時間的に伸びるのは確実であった事も利用客減少と合わせて衰退し廃止に至った原因なのかもしれません。

・・最後の運行の日は雨でした。
鉄道ファンとバスファンを両立して「どちらかと言えばウェイトは鉄道、もしくはバス」等と楽しみ分けをしているファンも多いのですが、普段この駅周辺でバスを目当てに撮影を楽しむ方々は殆どおらず、カメラ抱えているのは西武鉄道ファンばかりだった狭山ヶ丘駅西口も、この日だけは記録に残しに訪れた方が多かった印象です。


そして最終バスが去った翌日。

早々と路線が廃止された事を告げる告知が貼られ、時刻表そのものが取り除かれたバス停が残りました。2025年4月1日から狭山ヶ丘駅も遠隔対応の無人駅となり時代の移り変わりを感じました。

・・ご苦労さま小手03系統、ほとんど乗らなかったけど。

鉄属性「音鉄」として、以前は有志と共に西武観光バスを貸切り軽井沢まで遠征した際にバス車内にて走行音を収録して以来、バスの走行音等は録っていませんが、この路線は箱根ヶ崎駅から全行程録っておけば良かったかなとホンノリ後悔しています。





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