臨時列車で音鉄Trainに興じた10111Fを見る
予報通りの雨が降る 2025年4月13日に10111Fを使用した『現役乗務員発案企画 10000系(ニューレッドアロー)で行く池袋線・西武秩父線「音鉄」ツアー』が小手指を起点として清瀬・西武秩父返しの小手指戻りという経路で行われました。
あるぅえ?キミは参加しなかったんかい?
・・・と思われるような気がしましたが、今回晴れていれば俯瞰撮影をする予定でした。10000系NRAは池袋線での現役時代や新宿線でも営業運転で日常的な雰囲気は収録してありますから焦る必要はありません。
バッチグー♪
音鉄として録っておきたいとすれば、車掌さんが語る「その場でしか聴けない経験談」や搭載されている「自動放送の全て」等、多岐にわたるものなのですが、今回のツアーは「録音対象区間走行中は、緊急時を除いて放送は行いません。(自動放送含む)」とのアナウンスがあり、録音出来る区間も清瀬から芦ヶ久保、西武秩父から仏子と中途半端な録音区間で機器設置・収録場所を選べず自由度が低く、音も4000系や新101系とさほど変わらない事から断念。M車を録音車両とするのは当り前ですが、なんで音鉄企画でT車を選択肢に用意するのか不思議。「乗り心地をじっくり楽しめる付随車」なんて、10111Fは南入曽所属なので小江戸に乗れば済む事なのです。参加費も15000円-18000円と高いですし満足出来るかは微妙・・・。
しかも走行中は意外に低速でモーター唸らないらしく、参加してたらたぶん泣いちゃうYO
他にも乗務員考案の企画としては個人的にツボに入る謳い文句も後ろ髪惹かれる事も全く無く、これならば秩父鉄道で行われた音鉄ツアー企画の方が車外に降りて直接床下機器の動作音を録れたり、搭載音声垂れ流し録音も出来た分だけ良かったと思っています。秩父鉄道主催、第2回目の企画は人数不足で中止となったようですが、アチラは7000系だっただけで、6000系だとすれば初回のように枠はすぐ埋まったでしょう。
西武鉄道のツアー企画は、本当に面白いものは乗務員考案、面白みの無い企画は本社企画と言われていますので、本当は本社が考えた企画なのだと思います。・・たぶん多チャンネル録音やバイノーラル、ASMRも満足に知らないで企画したんでしょうね、きっと。
小田急電鉄でも2023年7月15日に「ありがとうVSE!-Special Thanks & Forever-」音鉄大集合!VSE走行音&試運転バージョン大公開スペシャル と題して録音企画がありましたが、全てが西武鉄道の企画より良質だった事が懐かしくなりました。
主観的な意見なので「ちゃうわ!」と思った人ごめんぬ。
この日は2025年度 (この記事の公開時点では発表はされていませんが) の鉄道事業設備投資計画に含まれる40000系8両固定編成3本の1本、48154Fが小手指まで届く日であり、生憎の雨でも写真撮影者にとっては面白い一日だったのではないでしようか。
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